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男の子の健康な成長を願い、祝う、5月5日の端午の節句ですが、旧暦では2014年は6月2日なのだとか。



少し遅くなってしまいましたが、先週末、私の祖父の町 群馬県神流町で古くからある風習、端午の節句の朴葉餅、別名"つとっこ作り"に行ってきました☆彡




築120年近くになる、養蚕の拠点だった古ーいだだっぴろーいお家。
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今でも5月5日の柏餅は有名で、季節ものとして和菓子屋さんなどにも並びますが、柏餅の葉っぱには新芽が出るまで古い葉っぱが落ちないことから、「家系が絶えない」との験を担いで食べるものです。


その柏が取れないこの地域では昔から"朴の葉"にもち米、きび、小豆を包むのが習わしで、朴の葉のいい香りに包まれながらいただきます。それが"つとっこ"。





大量に採ってきた葉っぱを洗って

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もち米、きび、小豆を混ぜて
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葉っぱに包むのです。

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みんなで縁側に集まっておばあちゃんから孫世代までが一緒に行う季節の手作業。
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火燃しは男の作業。
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食卓には細々した旬のお惣菜が並びます。

ゆるゆるとした語らいの場。
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開けると広がる朴の香り。
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朴の葉っぱに他のおかずも少しずつとっていただきます。
(左から、芋茎のくるみ和え、野沢菜のピリ辛炒め、つとっこ、わらびのお浸し、猪豚の生ハム、なんというというご馳走!
周りに写っているのは左からポテトサラダ、梅の塩漬け、ちりめん山椒)
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この日作ったのは全部で200個越え!!

各自持ち帰ったり、人にあげたりしながらも、うちでは次の日の昼、夜と続き、もうしばらくいらない…(笑)



でも、この、親子親戚三世代に渡る季節の行事はやらなければ絶えてしまうものかもしれません。そして一つ、食文化が消えていく。


美味しいものが世の中に溢れ、お店の少ないこうした山間部の地域でも、ネットなどで容易に手に入る時代。

こういった行事は、味そのものを楽しむというよりは、季節感や自然の恵み、思いでや語らいの場を楽しむことがそのものが素晴らしいのだな、と手前味噌ですがあらためて。




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yucco