平野沙季子さんの「生まれた時からアルデンテ」を読んでからというもの、ニュー新橋ビルにハマっています。


会社のある、京橋からもほど近く、銀座線からJRに乗り換えたりするタイミングでちょうどお昼どきだったりすると、わざわざ駅におりて寄ってみたりして。

平野さんの本では、ベジタリアンというジューススタンドが紹介されていて、「朝目覚めたらそこがベジタリアンだったらいいのに」といったようなことが書かれていて、果物好きの私はすぐさま行った。
カラダじゅうに染み渡るビタミン。私は飲んだことないけど、ウコンとかもあるので二日酔いの人にも良さげ。タマネギジュースとかは、ちょっと勇気がいる。


ベジタリアンのおばちゃんと喋ったりしながらしばらくいると、立ち寄るのは背広を着たサラリーマンばかり。

 

スーツではない、背広。


いわゆる新橋で生きてるおじさまたち。
ちょっと背広がクタッとしている気もする。
長年使い込んでいるんだな。
ベジタリアンはそんなサラリーマンの充電スポットのよう。


 その日はおばちゃんと話して、「疲れ気味」と言ったら「鉄分豊富だから!」とアサイーをオススメされた。
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ベジタリアンから他のお店に足を向けると、さまよってしまいそうな、街がそのまま入ったようなビルのつくりに楽しくなって、ベジタリアン以外にも気の向くままに歩いてみると、そこは時代が止まったかのような、昭和の遺産でした。


平野さんが書籍の中で、日本においてニュー◯◯はだいたいニューじゃない件について触れているのだけど、もれなくニュー新橋ビルもそれに該当する。


昔、中学校の修学旅行で泊まった京都のボロホテルがホテルニュー日昇だったことを思い出します。



なんか変な店発見。

よく見るとその奥にカウンターしかないお店が。
お店の敷地がめちゃ狭く、カウンターがむきだし。お客さんの背中はもはや通路に面している。

ナポリタン、ハンバーグ、ドライカレー、オムライスなど。

なつかしの洋食。
お母さん的量。
入れ替わり立ち替わり、お客さんが絶えない。
いい店。

私はオムライスを頼んだのだけど、味噌汁ついて来て。


やっぱり。

美味しかった。
ほらよ。




地下にはおじさんが愛人と来そうな、タバコの煙もモクモクの昭和なカフェ、じゃなかった喫茶店。

その時代を本当によく知っている世代じゃないけど、全く知らない世代でもない。
どこか懐かしい気がして、でも自分のホームではなくて、新たな発見もあって面白い空間。



2階に上がって行くと怪しげなマッサージ店がズラっと並んでいて客引きが半端ない。

これは何をしてくれるところなのかな?


私は気づかなかったけど、実は性病専門店も完備するらしいニュー新橋ビル。


サラリーマンのオアシス。


取り壊す噂もあるらしいので(なんとかして阻止したい!)、行かれたことのない方はぜひ行ってみてほしいです。


yucco




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